頸椎ヘルニアの激痛、実は胸椎ヘルニアだった

こちら↓の続き

【治療経過】

結論から言うと、9回の治療で「8割以上治ってきた感じです。薬も飲んでいません。」という。つまり予想通り激痛は取れて、ヘルニア症状が消えつつあるという治療結果が出てきた。

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6月2日(金)の初診から6月25日(㈰まで1ヶ月弱、計10回の治療の結果である。

5年間苦しんできたヘルニア病症が治ってきたのである。今年1月からは5ヶ月間薬漬けの日々でありながら、激痛は全く治まっていなかった。

証は「脾虚腎虚証」2回、その後クーラーの掃除で上を向き首を使ったとき「腎虚心包虚証」1回、風邪気味で後頭部頭痛がしたとき「肺虚肝虚証」1回と変化したが、あとは「肝虚肺虚証」が6回であったが、やはり「後谿―申脈」の奇経診断になった時が一番好調になっていた時であった。まだ完治ではないがこのまま治っていくだろう。

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ヘルニアは骨の深部であり、それゆえ腎虚証系が診断される。しかし督脈病症をつかさどる後谿―申脈グループが出たということは予後良好である証でもある。

この患者さん、明後日の予約の変更の電話があり、次回治療は9日後に延期になってしまった。気になるので電話した、「体調はいかが?」「おかげさまでまったく痛みはありません。出張なので次は7月5日でお願いします」

「ハイハイ、この調子なら大丈夫でしょう。次回待ってますね。お大事に」

気鍼医術万歳!経絡治療万歳!福島弘道先生万歳!藤原知博士万歳!

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↑福島弘道先生と、内弟子として修行中の葛野玄庵

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最後までお読みくださりありがとうございます。

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