おすすめ子午鍼法の簡単自主練

たんしんがかんしょうしてはいぼうだいじんのいしんぽうがひさんした
これだけです、これだけ憶えたら子午鍼法はできるのです。
子守唄にもいいかもしれません。

たん(胆)しん(心)がぁ〜♪
かん(肝)しょう(小腸)してぇ〜♪
はい(肺)ぼう(膀胱)だい(大腸)じん(腎)のぉ〜♪
い(胃)しんぽう(心包)がぁ〜♪
ひ(脾)さん(三焦)したぁ〜♪
鍼灸の英才教育ですか!
子午拮抗経絡さえわかればすぐにできてしまう子午鍼法、簡単な自主練の方法をご紹介いたします。
患者さんの動作確認に結髪結帯をしていただきますよね。
結髪動作では


大腸経、小腸経、もしくは三焦経の痛みをあぶり出すことができます。大腸経ならば腎経、小腸ならば肝経、三焦ならば脾経が拮抗経絡です。
結帯動作では


大腸、小腸もですが、胆経、肝経、腎経の滞りを発見することができます。胆ならば心経、肝なら小腸、腎ならば大腸経が拮抗経絡です。
内旋は


大腸経、背部の三焦経、小腸経、胆経などに反応がでることが多いです。
これらの動作で症状がある経を見つけ、相対する拮抗経絡の郄穴、絡穴を補います。
自分でやる時は拮抗経絡が手だとやりにくいので、足が対象となった場合はひとり喜びます。
補ってもちろん検脉をして脉締を目指します。脉が締まらない場合は、左右を変えてみます。同側の場合は、痛みは実痛ではなく虚痛と判断します。
左右をかえてもダメなら、ツボを変えます。
それでもダメなら、原因はただひとつ。
押手が悪いのです。
大事なことは2回いいます。
押手が悪いのです。
子午が効かないことはありません。押手が悪いのです。
左右を変える、ツボを変える、押手をしっかりとする、あ、もいっこありました、鍼を替える。

腕があればどんな鍼でも効かせることができるでしょうけれど、押手のいたらなさは鍼でカバーです!
たいそうな症状でなくても、ちょっとした痛みの除去は子午の練習にとてもいいです。自分の体のメンテにもなりますしね。
自己メンテとして三陰交と足三里への鍼とお灸も有効です。医者の不養生とならぬよう、みなさまご自愛くださいませ!

最後までお読みくださりありがとうございます。

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