鼻がとおるのはなぜ?

さ、彦摩呂の口調でみなさんご一緒に。
研修生デーはネタの宝石箱や‼️

鍼はすごいから打てばとりあえず効果がある。赤ちゃんでもできる。それを自分の腕が凄いのだと勘違いしてはいけない、とは葛野先生が常々おっしゃっていることです。
それぞれのツボに特性はありますから、症状にあったツボに刺せばそれなりに効果はあります。しかし生命力を高める、より根本的な治療とするには、経絡の虚実をちゃんと読み取って補瀉を行う経絡治療にツボ療法は後塵を拝しているといっては言い過ぎですか、そうですか。
氣鍼医術においては、脉を読み取る力が治療成果を大きく左右します。

さて、お灸。研修生デーで葛野先生の治療を見ていて、これがほんま名人芸やな‼️と思わされることが多いのがお灸です。
https://www.kishin-ijutsu.com/blog/case-blog/%e4%b8%a1%e8%85%95%e3%81%ae%e7%96%bc%e3%81%8d%e3%81%8c%e5%8f%96%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%ef%bc%9f/
↑これもすごかった
効いているかどうかは脉を見ればわかりますが。
が。
私なんぞ艾柱を作るのが下手なもんで(おいっ)、鍼ほどに効いているという実感があまり無かったのですよ。
仰臥位の患者さんにお灸をしていますと、「鼻がすーっと通ってきたわ」と、おっしゃいます。
鼻?上星に置鍼してたっけ?と思いつつ、鍼のおかげですよねー、と答えましたら。
ら。
葛野先生から
なにいうとんじゃ、いまどこにお灸しとんや、曲池と手三里やないか、大腸経やろ、鼻が通って当たり前やないか、とあきれられました。
(・ω<) てへぺろ そっかー、私のお灸でも効くんだ(おいっ。
さて、「治らないのではない、治さないだけ」というのも葛野先生の名言ですが、どんなに効くお灸だってやらないと意味ないですよね(当たり前。
万年脾虚腎肝実の私。わかっていてもどうにも飲食の節制ができません。どんなに凄い治療をしていただいても、焼け石に水状態です。

自他共に認める内臓エリートでしたが、さすがに長年の酷使に内臓が悲鳴をあげはじめました。アトピー状の部位が顔に頻発。瞼はオレンジのアイシャドーでも塗ったかのように赤く腫れています。
これはまずいなー、と裏内庭を真面目にやりましたところ。
ろ。

なんと、3ヶ月ほど続いた瞼の腫れが一晩でひいたではないですか‼️
すごいぞ、裏内庭(なにを今更。
はい、ほんとに今更ですね、今まで真面目にやってなかったのです。ちなみにこの時は熱さを感じたのが、左が150壮、右が20壮でした。
治らないのではなく治さないだけ、を身を以て体験いたしました。
最後までお読みくださりありがとうございます
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