呼吸困難の原因は?

氣鍼医術を学び、かつ実践されている治療家は少なからずいらっしゃいますが、症例報告がどうしても漢医堂のものが多くなってしまうことご了承くださいませ。

というわけで(どういう?)漢医堂で治療を受けてくださった患者さん(30代女性)にアンケートをお願いしました(原文ママ)

1:差し支えのない範囲で主訴を教えてください

息苦しさ(気管が細くなったみたいだった)、軽い動悸、頭がグラグラして身体を起こしてられない、疲労感、判断力の低下。

最初は、貧血かと思っていました。頭がグラグラして息苦しく、車内でうつむいて耐えてたら見るからに具合が悪そうだったのか、座ってた方がご親切にも席を譲ってくださり、その後「乗ってられない」と判断したので途中下車、駅員さんに休める場所をお借りして数時間寝転ばせてもらってマシになりました。

その後は「ここ最近ずっと息苦しいし、仕事終わりに異常に疲れてるなー」程度でした。帰り道を10分近く歩くのが真っ直ぐ歩けず、ふらふら蛇行してた。
仕事中も異常にイライラしたり(疲れてるのかな?と思ってた)パソコン関係で突発的な判断力がなくなった……というか、すごい最近の自分ポンコツやな?と思ってました。ケアレスミスがあったり、SNSの更新の文章が何一つ浮かばなかったり。
職場で休憩中に机に突っ伏してうたた寝してたら身体を起こすのが辛くなり、結局1時間ほど休んで早退したこともありました。その時はパニック障害とか自律神経をメインで疑ってたので、気圧かなあーと頭痛アプリを入れたりもしました。

休み明けの出社が特にきつく、朝早い電車に乗らないと……と急ぐのに体はしんどくて、結局お休みをいただくこともぽつぽつ続きました。

電車は特に辛く、階段を上がってホームに着いたらしんどくて一回しゃがんでしまう、車内で座席に座ってもゆっくりとした「ハァ〜ハァ〜」というような呼吸音がずっと出ているし、身体は横の壁に全体重かけていないと辛かった。

半月ほどそういうことの繰り返しだったのが、某タレントさんの訃報を境に悪化。「あ、今悪化したな」ってわかるくらい心臓が嫌な感じで「どき」っとしました。その日はいつもより息苦しかったです。
その数日後、いつも駅から職場まで15分ほど歩くのですが、どんどんふらふらし始めて、職場に着いたら座り込んでしまいました。
寝転んだらゼィゼィした息苦しい呼吸で、結局職場のベッドで2時間ほど寝てマシになったので帰りました。
それ以降朝起きると頭がグラグラして身体を起こしているのが辛く、7月末にお休みをまとめていただいてから、今もまだ仕事復帰できていません。
一回だけ短時間で行きましたが結局しんどくなって早退。

2:治療を受けることを決められたきっかけはなんでしょうか?

いまぷさん(サイト管理人)にオススメしてもらって、ずっと頭にはありました。
ただ、
①他院にいくつか通って、いっぱい検査するのに治らないどころか原因も分からない、収入激減するのに費用ばっかりかさむ……と『通院』ということに対してややネガティブになってた。
②乗り物で具合が悪くなることが多かったので電車移動を躊躇った。
③症状の説明が本当に苦手で「しんどい」という漠然としたことしか言えず、新たにまた一から症状を説明しないといけないと思うとものすごくしんどかった。
※実際は自分でほぼ説明しなくてもわかってくださったので全然負担にならなかったです。
④そもそも、しんどいから寝てたかった。動きたくなかった。

という諸々でなかなか動けませんでしたが、「ほんとに治らないし悪化してる?」という焦りが募ったタイミングで外出できる気合が出たので、通院するなら今だ!
「西洋医学で無理なら東洋医学だ!」という勢いでした。

3:鍼治療は受けたことがありますか?
  YES

4:漢医堂の治療が「経絡治療」というものであることをご存知でしたか?

なんとなく

5:「経絡治療」と普通の鍼治療の違いをご存知ですか?

「なんか違うんだろうな〜」レベルですが、普通の鍼も行ったことがあったので違うということはわかる。

6:治療を受けられて、お悩みだった症状の原因はわかりましたか?

はい。

7:治療家より症状や治療について納得できる説明はありましたか?

他の人に自分でうまく説明できないので理解に難があるかも知れないですが、はい。

8:これまでに受けられた鍼治療、整体などと比べて、治療力は高いと思われますか?
  YES

9:今後も不調があれば経絡治療に委ねようと思われますか?
  YES

サイト管理人いまぷです!症状をうかがって、これは督脈病症だろうな、と思いましてしつこく治療をすすめていたのですよ。

やっぱり、やっぱり、頚椎のあたりがこんもりと、あきらかな頚椎捻挫の後遺症、そして瘀血も赤黒く溜まっていました。

私も以前に同じ症状を体験したことがあり、どこにいっても原因のわからない呼吸困難、当時はまだ督脈病症という言葉はありませんでしたが、背骨が悪さをしていると言われた記憶があります。

年季のはいった頚椎捻挫は当然体にも深いダメージを与えています。そのダメージが飽和状態になったわけです。

頚椎捻挫ということは、奥ふかくに熱をもっています。本治法が終わったあと、肩のだるさを訴えられました。深部の熱が表にあがってきたのです。

再度の本治法で、通常の本治鍼ではなく金鍼が使われました。理由を尋ねたところ、気虚血虚がひどいから、とのことです(頚椎捻挫の場合、熱をもっているので栄火穴を使うケースが多いです)。

体は疲れきっていたのです。

お仕事などでの日々のお疲れもあったでしょうけれど、年季物の頚椎捻挫が悪さをしていたことは間違いありません。

2回の治療で回復度は6割ほど、年季物には時間をかけて治療に取り組んでいただきたいものです。

 

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