鍼灸師は手段であって目的ではない

TODAY’S CONTENTS

1:モヤったこと
2:目的にたどり着けないのはなぜ
3:動機と目的の確認
4:実例(車が欲しいワケ)
5:商売敵は同業者だけではない
6:メリットとベネフィットの違い
7:さよならセミナージプシー

1:モヤったこと

鍼灸師さん系のTwitterを眺めていてモヤりました。どうモヤったかを現時点でうまく言語化できないのですが、これを書いた方がいいかな、と思うことがあったのでこの場をお借りします。

 

2:目的にたどり着けないのはなぜ

みなさんご存知のように(知らんか)サイト管理人の本業はお悩み相談です。

医学部チャレンジ10年目の方、税理士試験チャレンジ10年目の方、こういうのは珍しくありません。

医学部であろうが税理士であろうが、つまりは目標にたどり着けないという現象です。

「目標にたどり着けない」というお悩みには必ず「手段」と「目的」の見直し作業をしていただいています。

例えば医学部に入りたい、であるなら

医学部に入ることは手段です。

医学部に入ることによって得られるものは何か、これが本当の目的です。

そして、なぜ医学部に入ろうと思ったのか、これは動機です。

目的と動機がはっきりとして、手段が医学部しかないのであれば医学部入学には必然性があります。

が。

他にも手段があるのであれば、医学部に固執する必要はありません。

っつか、むしろ不要です。目的を達成するために、もっとふさわしい手段があるかも、です。

 

3:動機と目的の確認

医療系、福祉系を目指す方に多いのが「人を治したい」というお気持ちですが、これは目的というより動機ですね。

そして。

なぜ治したいと思ったのか。動機の奥にあるものです。

家族を治したかった。自分が病気になってお世話になった。

大金持ちになりたいから、という動機で医療福祉を目指される方はレアでしょう。

 

4:実例(車が欲しいワケ)

実際にあった事例のご紹介です。

自家用車を買いたいが車種の選択に迷っていらっしゃった男性。

車を買うことによって得られるものはなんですか?

1人の時間

1人の時間を得ることで何を得ることができますか?

昔のことをいろいろ思い出す

昔のことを思い出すことによって何を得られますか?

親から愛されていたという記憶

と、ここで落涙されました(実話です。

こんなことが車種の選択に何の関係があるんや、と言われたらそれで終いですが、自家用車というものの存在意義が変わりますし、必然的に車種を選ぶ際のポイントも変わります。これまでになかった選択肢もやってきます。

車ではなくて、他のものが必要になるやもしれません。

つまり車はただの手段だったのです。

 

5:商売敵は同業者だけではない

これはマーケティングの世界でよく言われることですが、差別化を図る場合に視野に入れるのは同業者だけではない、ということ。

上記の例でいうなら、車の商売敵はソファーや高画質ディスプレイかもしれないということです。

愛されていたという安心感を得るために、車は必然ではないかもしれないのです。

手段の見直しです。

6;メリットとベネフィットの違い

ベネフィットはメリットの先にあるものです。

いわばメリットが手段でベネフィットが真に得られるもの。

氣鍼医術でいうなら、刺さない鍼(刺さなくて済むこと)はメリット(手段)で、ベネフィットは患者さんに痛い思いをさせなくて済むこと、しいては鍼灸治療への抵抗を少なくすること、つまりは治って貰えるです。

患者さんに治って貰えることで、治療家には治療家を目指した動機を満たすことができるでしょう。

 

7:さよならセミナージプシー

星の数ほどある治療法の森の中で、目的を見失って迷子になっていらっしゃる方が多いように感じたのがモヤった原因でしょうか。

鍼灸師を目指した動機、鍼灸師になることで本当に得られるものの姿が明確になったなら、セミナージプシーになどならずに済むでしょう。

もちろん氣鍼医術がお役に立てるなら、それに勝る喜びはありません。

氣鍼医術の技術面・経営面におけるメリットとは?

最後までお読みくださりありがとうございます
にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 
↑クリックしていただけると励みになります♪

 

 

Scroll to Top