玄庵塾(令和3年度第2回)を開催いたしました

数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問くださりありがとうございます。

経絡治療の経験が4年以上の方を対象とした玄庵塾の令和3年度第2回を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます。

開催日:2021/05/08

開催場所:漢医堂三ノ宮分院

講師:葛野玄庵

鍼の乗ったシャーレが用意され、みなが背中に手を廻しています。何をしているのでしょう?

この日は「ぎっくり腰の自己治療」がテーマでした。

ぎっくり腰の自己治療といえばこれ。

ぎっくり腰も督脈病症と捉えて、腰椎や頸椎に自分で氣鍼を施します(胸椎はちょっと難しいですね。

これが驚くほど簡単に直ってしまうのですが、注意事項がひとつ。

 

ぎっくり腰という急性の症状では、補瀉を確認している余裕がありません。補瀉が確認できていない場合はどうするか、それが「補中の瀉法」です。

 

皮膚に当てるだけの軽い針で、どうしてギックリ腰が治せてしまうのか。

それが深瀉浅補です。

通常、背部の氣鍼には後方検脈が必須です。

しかし自己治療においてそれは不可能です。ゆえにより押手と刺手の微妙な力加減が求められます。

ということで(どういう?)押手のチェックです。

自己治療は単に自分で自分を治すというだけではなく、自分の鍼を患者さんがどのように感じているかを体感するためでした。

トイレに置くといいものは?

 

朝の4時に起床して自己治療をし、治療に備えて氣を整えていたという福島弘道先生のエピソードも紹介されました。

座学の後は2組に分かれての実習でしたが、どちらも難航しかなりの時間オーバーとなりました。

難航する場合を”ドツボにはまる”と形容しますが、奇経診断でさまようことが多いです。というか奇形診断が確定しないと次の本治法に進めないからです。

奇経診断の前に行っている子午診断や腹氣鍼診断などの結果と矛盾があってはいけません。矛盾があった場合はやり直しです。押手が甘かったということも多いですが、思い込みにより候補を見誤ってしまうということも少なからずです。

臨床より古典を重視しすぎて「こうだろう」「こうに違いない」と目の前の患者さんを疎かにするという本末転倒事案も世の中には多いようですし、おすし(毒吐き。

この言葉、使ったことありませんか?

 

目指す良脉にたどり着くまで妥協はありません。

1穴1鍼で検脈を行ない、脉締を目指すのが氣鍼医術です。

最後までお読みくださりありがとうございます
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