受講生の感想

氣鍼医術研究会の講座の受講生さまからいただいた感想を記載しています。

10年目の答え

氣鍼医術に出会ったのは、長女が産まれる10年前でした。

氣鍼医術の顧問でもある中井淳心先生を知っていたこともあり、鍼治療の奥深さを求め氣鍼医術の勉強会に参加したのが初めての気鍼医術との出会いです。

10年前に勉強を始めようと思った矢先に長女を妊娠…勉強会に行けずじまいとなりました。ですが妊娠中に体の不調があり、先生の治療を受けることが出来ました。

今でも忘れもしないのですが、鍼を大椎に「置かれた」、刺したのでなく「置かれた」だけで、肩の力が抜けて、腕にフワ〜という何とも言えない感覚が走ったのを覚えています。

それから何度か治療を受けて出産となったのですが、ありがたいことに治療のおかげか産後の体調が看護師さんが驚くほど元気で動けていたということです。

そして時がたち、二人目を妊娠、二人目で初めてのつわりを体験したのですが、これが氣鍼医術で驚くほどの効果を感じました。

食べるのを受けつけなかった私が、治療を受けた帰りに「ちゃんぽん」ペロリ。
そもそも食べることを考えるのも拒否していたのに、「ちゃんぽん」が食べたいと思ったのは奇跡に近い!
そしてやはり、二人目出産後もとても元気に過ごせました!

氣鍼医術を味わった者でしかわからない感覚かもしれませんが、「この治療はやはりすごい!」

そして今、10年目の思いをこめて勉強させていただいています。

どうしても目に見えない、感覚としてわからないといけない「脉」ですが、実際勉強して患者さんに治療していく中で、再現性が出てくることも多くなりました。

なかなか治りにくい「耳鳴り」の患者さんから「初めて音がなかってん!」と喜びの声を聴いた時は、氣鍼医術を勉強していてよかったな〜とつくづく感じた瞬間でした。

今まで、知っていた「子午治療」も氣鍼医術の子午はとても奥が深くより患者さんに喜んでもらえるものでした。子午治療をして患者さんの症状が消えた瞬間、「気持ち悪い〜、先生何したん?痛みなくなったやん!」と。
この患者さんの喜びは治療家冥利に尽きます。

目に見えない脉、感覚でしかわからない脉なのでもしかすると再現性が難しく勉強会に参加したいけどできない、二の足を踏んでる方も多いかもしれませんね。

ですが、簡単にできないからこそ治せてしまう症状も多くあるのも事実です。
子午治療で新米の私でも治せることも事実!
主婦、子育て中でも勉強できるのも事実(笑)

私自身、これから先、自律神経失調症と氣鍼医術の治療をしっかり結びつけて治療ができるように確立していきたいと思っています。

氣鍼医術を受講して

氣鍼医術を受講して約1年、シンプルにまとめあげられたシステムにより参考書とブログを読み込めば理論だけなら一月程で理解できました。
が、実際に施術してみるとそりゃあそう簡単にいくわけないですね!
押手の具合、正確なツボの位置、施術者の姿勢、などなど毎月の勉強会は少人数で先生から手と手を通して学ばせて頂けたお陰で半年を過ぎる頃から結果がついて来た感覚があります。
1年経った今では全ての患者さんに氣鍼医術を使って施術できるようになりました。
痛みの無い優しい治療の為、安心して受けていただけるのもありがたいです。
来院頻度が増えることで治療効果もあがりより早く主訴の改善に繋がっています。

また子午鍼法を使って整形外科で2年近く上がらないと言われ続けていた肩が足首のツボに指を当てて脈締しただけでその場でサッと上がった時の患者さんの驚いた顔が印象的でした。
このような体験をした患者さんからは知人を紹介していただけることが多く、氣鍼医術への信用を感じます。 自分の知り合いに変なものは紹介できないですからね!
他にも本治法だけで難治性の炎症が引いた時にも、凄いなーと感じました。榮火穴使用。
整形外科疾患からうつ病や内科疾患、不妊や美容、スポーツ選手まで幅広く対応できるのは氣鍼医術をうけると『生命力の強化』がなされるから!と感じています。
あげればキリがありませんが、氣鍼医術を学ばせていただいているおかげで無限の人体という宇宙への旅の道標があるようで安心しています。

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