子午治療との出会い

30数年前になりますが、福島弘道先生の「東洋はり医センター」で修業中の頃、「子午治療」と呼ばれていて「飛び道具」つまり標治法の一つで「補でもなく瀉でもない気血の滞りを流す」という定義で使われていた治療法が「子午治療」であったと記憶しています。
その頃の副院長は「賢治先生」でした。私の事を「センター」に採用していただいた恩ある今も尊敬する先生です。当時、福島弘道先生は70歳であぶらののりきった素晴らしい治療家の絶好調な時期であったと今考えればそう思います。営業的にも112人を一日に治療されたのがその頃だったと思います。ただ、正直に申しますと「こなしていた」時期であったと言えます。その後も先生は「難病・大病」を確実に治癒させていらしたそうですから、数段階「はり医者」の実力をあげられていたのでしょう。

話を戻しますが「子午治療」に関しましては「東洋はり医学会」もその他の経絡治療を標榜する研究会においても技術的に大きな進展がみられてないのが現状であると認識しています。その中にあって私がこの度提唱した脉診流「子午鍼法」の特徴は補寫の概念を明確にしたということです。
つまり実病症・病経に対する子午拮抗経絡を特定し、その「虚圧痛処」に補の手技ををもって確実に補うことで病苦を除去する独立した「鍼法」であることを明らかにしました。さらに子午鍼法は「奇経」とも連動し、なんと難経69難に基づいての証を確実に立てることができる素晴らしい鍼法であることをぜひ知っていただきたく思います。
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