患部を触っても治らないゴルフひじの痛み

59歳 男性 会社役員
長年にわたりゴルフが趣味だが、この2〜3年「右のひじ痛」で困っているという。
こぶしを握りひねってもらうと痛む(ひじ裏小腸経あたりの激痛)。普段はそうでもないが、プレー中に痛むので成績が良くない。

標治法―気鍼の3以上(深刺し)

胸椎6・7間に著明な圧痛が必ずある。そこに1番鍼寸6を押手いっぱいそーっと刺入し、骨に当たるところで脉締になればOKである。一呼吸おいてそーっと邪を釣り上げて空中に投げ捨てる。その瞬間ひじの痛みはなくなっている。「あら、痛くないよ」と不思議がる。これがほんとうの一発芸である。
注・・・本治法は必須、治るまでの経過が、違うし再発しない。
初出:2016/08/04

サイト管理人からの補足

「邪を釣り上げる」ということが実際に何をしているのか、おわかりいただきにくいかもしれません。不通則痛・通則不通という中医学の考えでいくならば、この場合の痛みは実痛、実邪があるということです。経絡治療をされている治療家の方々ならば気の存在は実感していただけているかと思いますが、邪も気と同じようにその存在が実感でき、手応えを感じられるものです。滞りの原因となっている邪、それをほんとうに患部からひっぱりだす、というイメージでの作業ですね。瀉法、邪を瀉す、それが患部から邪をひっぱり出すということです。

公開治療のお知らせです♪

日時

8月11日(日) 13:00〜16:00

場所

漢医堂三ノ宮分院

講師

葛野玄庵

参加費

・モデル治療あり 10,000円 3名限定(残席1)
・見学のみ    5,000円 5名限定
特典)当日撮影の画像&動画データを後日USBにてお渡しいたします
※参加費は当日現金にてお支払いくださいませ

お問い合わせ&お申し込み

kishin.ijutsu@gmail.com まで
お名前、所有資格、経絡治療の経験の有無をお書き添えください。
漢医堂の葛野玄庵の初診は約10,000円です。治療も受けれて解説もあり、とても貴重な企画です。この機会にぜひ、経絡治療、氣鍼医術の技術力の高さをご体験ください。
注)現氣鍼医術臨床講座受講生は対象外とさせていただきます

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