玄庵塾(令和元年第7回)を開催いたしました

数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただきありがとうございます。
経絡治療の経験が3年以上の方を対象とした玄庵塾の令和元年第7回を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます(文責:サイト管理人C)

講座の会場となっているのは漢医堂三ノ宮分院です。治療院らしからぬこちら↑は待合です。セミナー形式ではない、あくまで臨床を重んじるがゆえの講師と受講生の距離の近さ、それゆえに脉診や押手のチェックなどに細やかな指導が可能となっています。
昨日は講師が開口一番、「今日はぜひとも持って帰っていただいてすぐに臨床に応用していただきたい症例があります」と。
みなさんご存知のように(知らんか)氣鍼医術は名人の経験則に左右されない、再現性の高さが特徴のひとつです。誰がやっても同じように治せるのです。しかし理論がシンプルなゆえ、治療の成否を左右するのは取穴や押手の正確さとなります。
たとえばこちら↓子午鍼法の教科書

通販でお求めいただき、書いてある通りにやったら治せた、というご報告を多数頂戴しております。理論通りにやれば誰にでも治せるのです。
※読んでその通りにやったけど治らんかった、と言われるかたは、押手と取穴の見直しが必要です


腎臓結石をおろす、ヘルニアを治す、風邪を治す、氣鍼医術には再現性と即効性の高さで対処できる症状がいくつかあります。そしてブログでも時折言及させていただいています「督脈病症」、これについて昨日は確固たる定義が明示されました。
デルマトームという西洋医学の用語を使わずとも、経絡だけで説明できるようになりました。つまり、より誰にでもできるようになった、ということです。
対応症状がたいへん広範囲に渡る、汎用性の高いものです。これはぜひ多くの治療家の方々に獲得していただきたい技術です。いずれきちんとご報告したいと思います。


臨床実習です。1に子午、2に子午、3、4がなくて5に子午というくらい、子午鍼法は氣鍼医術の基本です。しつこいですが理論はシンプルなので、結局は押手と取穴のチェックになります。


中村泰山先生は武道を長くされてることもあってか、所作がたいへんお美しいです!!
そしてこの何年か講座に参加させていただいていますが、目にしたのは初めてではないかと思わされたのが手掌軽擦の指導。


標治法としての手掌軽擦、瀉法として熱をコントロールできます。力の入れ具合で患者さんの感じ方が全然違います。効かせる、という意識をもって臨むことが大切です。たいへん簡単なことですから、これも大いに取り入れていただきたいですね。


坐骨神経痛の痛みを取るための深刺しにチャレンジ。講師が脉を確認していますので、新しい手技も不安なく取り組めます。
先日のヘルペス↓の受講生です。すっかりキレイになっています。5回の治療で薬も用いずヘルペスが治りました。もとい。治しました。


https://www.kishin-ijutsu.com/blog/case-blog/%e3%83%98%e3%83%ab%e3%83%9a%e3%82%b9%e3%82%92%e3%81%8a%e7%81%b8%e3%81%a7%e6%92%83%e9%80%80%ef%bc%81%ef%bc%81%ef%bc%88%e9%96%b2%e8%a6%a7%e6%b3%a8%e6%84%8f%ef%bc%89/
再現性、即効性、治癒力の3つを同時実現する氣鍼医術、どうぞみなさまの治療にお役立てくださいませ。
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