繊細な患者さん

さ、彦麿の口調でみなさんご一緒に。

研修生デーはネタの宝石箱や!

たまたまカメラを持っていたので、馴染みの患者さんを撮らせていただきました、多謝!!

こちらのお嬢さんは生まれる前からの漢医堂の常連さんです。

生後21日目の散り気のお灸

こんなにちっちゃかったのに!

体調管理のために足繁くお越しいただく患者さんもいらっしゃいますが、なかなか好転しないが故にお会いする機会が多いというのは困ったものです。

さて、こちらの患者さん

腎臓結石はカエルの卵

カエルの卵の排出がまだ時々あるそうです。その際は発熱を伴うとのこと。

証は脾虚腎肝実、熱があるので栄火穴を使用しました。もちろん用穴は脉締で決定します。

本治法も終わり、背中の標治法もやって終了、めでたし、めでたし。

と、ならないのです、この患者さんは。

治療後しばらくすると、証が変わるのです。気分が悪いとか目眩がするとかの不良を訴えられ、そこで改めて診てみると証が変わっているのです。

そのためいつも治療後はしばらく待合で過ごしていただきます。

今回は証こそ変わりませんでしたが、用穴が合水穴に変わっていました。

本治法での用穴も脉締にて確認して決めています。これだけ厳密に選穴選経をしているからこそ、ピンポイントに効かせることができるのです。

効いている、効いていない、治せたか否かがその場でわかる氣鍼医術です。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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