氣鍼医術臨床講座令和4年第10回を開催いたしました

数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問くださりありがとうございます。

氣鍼医術臨床講座の令和4年度第10回を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます。

 

理論の座学はほぼ終わってしまったので、実践と症例報告と質疑応答がメインです。

管理人的には、今回の白眉はリュウマチ症例の質問から始まった鍉針の使い方解説です。

リウマチ症例についての質問が塾生からあり、それに対して中村泰山先生から鍉鍼を使用した過去の症例報告がありました。氣鍼医術的には積極的に用いられているものではありませんが、治療において補瀉を意識することに改めて目を向けさせられたと思いました。

鍼とは経絡の虚実をうかがい、それに対する補瀉を行うこと〜八木下勝之助翁

不勉強な管理人が「鍉鍼の補瀉はどのようにコントロールするのか」と中村泰山先生に質問。鍼の太さの向きで使い分けをしているとのこと。ほんとにそれで補瀉の使い分けができているのかどうかを確認することになったのです。

脉締によって補瀉を確実に確認できることが氣鍼医術の強みです。鍉鍼の太い方、細い方、どちらを皮膚に当てることが補瀉になるか、それが確認できました。

↑泰山先生お手製の(!)鍉鍼です。標治法についての解説が続きましたが、もちろんこれは本治法ができてこそのものです。

難経六十九難本治法の習得をメインに、初学者でも使える標治法まで、臨床で様々な症状に幅広く対応できるよう、実力ある治療家の育成を目指しています。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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