どなたもご存知ないかと思いますが、管理人Cは読んだ本の記録に読書メーターなるものを使っています。葛野代表からお借りした本を読み終えたので、登録しようっと、と思い読書メーターを開いてみたら、なんと、既に登録済みではないですか。いったい誰がこんな本を登録したの!!
こんな本↓
みなさんご存知のように(知らんか)藤原知博士は当「氣鍼医術臨床講座」の永世顧問でいらっしゃいます。氣鍼医術鍼術指南極意の序文も書いてくださっています。
「針灸医学試論」は鍼灸の右も左もわからない数年前にも読ませていただき、技術的なことはさっぱりでしたが、先人達の残した技術の偉大さを活用することがいかに世のためになるか、ということを熱く語られていることに私の(ない)胸も熱くなりました。
多少なりとも勉強をした今となっては、なおさらその内容がしみ込む、しみ込む。
そして「鍼灸医学概論」のほうは、わっかりやすーい!!これ、中医学のとっかかりの教科書にしたらいいのに。昭和の偉大な先達の偉人論みたいのがたいへん興味深く読めました。経絡治療とは何か、本治法とは何か、ということも簡潔にまとめられています。ヒヨッコにはとてもありがたい内容です。
廃仏毀釈なみに弾圧された明治の鍼灸、その火を消すことなく、再度燃え上がらせようと尽力された方々のおかげで、その一端に触れることができているのはなんたる僥倖か。
2010年7月 藤原知博士と葛野玄庵
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