後谿ー申脈は交差が普通なの?

こちら↓のエントリーにご質問を頂戴しました。
https://www.kishin-ijutsu.com/blog/case-blog/%e6%bf%80%e7%97%9b%e3%81%a7%e5%8b%95%e3%81%8b%e3%81%9b%e3%81%aa%e3%81%84%e9%a6%96%e3%83%bb%e8%83%8c%e4%b8%ad/

「後谿ー申脈が交差にならないので」とありますが、後谿ー申脈は交差が普通なのですか?

こちら↓の箇所ですね。

・首、背中の痛みなので督脈病症と判断する
・督脈の八総穴は後谿、後谿は小腸経、小腸経の拮抗経絡は肝経、ゆえに肝経の太衝穴の虚実をみる
・左太衝で脉締を得た、ということは左肝経が虚で督脈は実である
・実経絡の特定のために奇経診断を行う

・督脈病症ということは左右の偏りがなく病症は真ん中である。ならば左右でシーソーのバランスをとるように虚実を整えるのが一般的であるが、この場合は後谿ー申脈の右同側となった。ということはそれだけ右への偏りが強いということである。S字側弯で偏りの根拠を納得した次第である。

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