玄庵塾(令和2年度第1回)を開催いたしました

数あるブログの中から当”氣鍼医術症例ブログ”をご訪問いただきありがとうございます。

毎月第2土曜は経絡治療の経験3年以上の方を対象とした玄庵塾です。コロナ騒ぎで休会が続いておりましたが、本年度の第1回をようやく開催することができましたので、その報告をさせていただきます。

久しぶりなので、まずは当会代表葛野玄庵によるモデル治療です。不問診断で始まりました。偏り病症がない場合などに腹氣鍼診断®はたいへん有効です。

腹氣鍼診断だけで証が立ってしまうので、奇経診断もとばして本治法もすぐです。

本治法のあとは腹部の診断穴で邪がとれているかどうかを確認、そして標治法です。

上がりの悪かった腕を背部氣鍼にて治療、動作確認です。

ペアになって実習です。

下腿内側の痛みがあって保持できないという症状の中村泰山先生を塾生が治療。

督脈病症として背部氣鍼で対処。鍼の深度はもちろん後方検脈にて。症状が改善と悪化を繰り返しましたが、鍼の深度が思っていた以上に浅くあることが必要でした。浅いといっても浮かせるぐらいに。それだけ患部の症状がひどかったということです。

最後にモデル治療をもうひとりで終了です。

玄庵塾は経験者ばかりですので、治療のスピードがものすごく速いです。実際の臨床と近しいものがありますので、興味のある方はぜひ見学にお越しください。

最後までお読みくださりありがとうございます
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