氣鍼医術臨床講座を開催いたしました

数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問くださりありがとうございます。

氣鍼医術臨床講座の令和4年度第5回を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます。

不整脈の患者さんにどう対応するか、脉の判断がなかなかできないという質問が。難しい症状にチャレンジするのは良いが、自分の実力を鑑みて対処できるかどうか判断することが必要との回答。

中村泰山先生からは、腹氣鍼診断と奇経診断の連携についての練習問題が出されました。4つのパターンについて繰り返し丁寧な説明が。

氣鍼医術が従来の経絡治療の発展形であると自負するのは、古典を追従するだけでは説明できない矛盾点を葛野代表が40年かけて臨床で解決してきたところです。古典にはこう書いてあるから、と指導されても目の前の症状に対応できないという体験をされた方は少なくないのではないでしょうか。

子午鍼法、通常は絡穴か郄穴を用いますが、肺経では魚際を使用します。これは脉診がしやすいためで、これも臨床上で定まったものです。

午後からは1年生と上級生に分かれての実習です。

標治法のエースである督脈処置は初学者にも臨床ですぐに実践してもらえるものです。その威力の程はベテランの治療家さんにこそ体験していただきたいものです。

1年の講座も半分を過ぎ、理論はほとんど終わったので後はひたすら実習となります。

腎実瀉法で結石をおろせるようになるのも、風邪や肺炎を直せるようになるのも、もうすぐです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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