【見学レポート】起立性調節障害

氣鍼医術臨床講座で学ばれて2年目のO先生による漢医堂治療見学レポートです。O先生、ありがとうございます。

70代女性

腰、右脇腹の疼痛。右ふくらはぎの腫れぼったい痛い。
寝返りが痛い。
食事した後のみぞおちから下への痛みが、増幅している。

 (治療)座位にて背中から、腰、脇腹を指で疼痛箇所を確認する。脈を見ながら、治療鍼の選定をする。L1からL3あたりを、脈で、深さを確認しなが、施鍼。その後、冷湿布を貼る。
みぞおち、巨闕の背面、T5から7あたりに単指にて施鍼。
膀胱経、肝兪あたりから下方、脇腹へ丁寧に単鍼。
座位から立ち上がり、疼痛軽減のかくにん。
痛みが、右足の前側に変わる。
腰部、膀胱経に脈を確認しながら、施鍼。
また、立ち上がってもらい、足の痛みは軽くなる。
右足の痛みに対して、子午治療をする。痛みを胆の実ととらえ、左の心で補法。
再び、座位にて督脈と脊際に銀の8番鍼で丁寧に鍼をあてていく。これは瀉法治療となる。最後にテーピングをして終了。

10代女性 主訴 起立性調節障害 

3年前から症状が出ており、薬も服用している状態。学校に行く時間に起床することができない。学校の行事に参加したい希望がある。

(治療)結帯、結髪動作、前屈、背屈動作を確認。肩の滞りは背骨の滞りにつながっている。
結帯動作に滞りがある。大椎から、下方へお灸。

本日は、治療はここまでしか、確認させていただいておりませんが、
以前、裏内庭にお灸を施行すると、元気のない表情が、少し明るくなっておられました。

起立性調節障害は、自律神経と密接に関係しており、ここ何年かで10代はもとより大人も発症してしまう疾患です。成長期のホルモンバランスも関係もあるようです。
交感神経、副交感神経のバランスが崩れて、本来、活発に動かなければいけない時間帯に身体が動かず(低血圧等)、身体を休めないといけない時間帯に(眠れない、突然の動悸)に休まらないという、現象がおきてしまい、気持ち的にも落ち込んでしまい、精神的な病気も併発してしまう事もあるようです。
自律神経の不調は、私も督脈で治療させてもらったことがあります。丁寧に脈をみながら、鍼の深さを確認し、ゆっくりと治療していきます。内臓が動き出す音がして、気持ち的にもスッキリされたご様子でした。
督脈は、陽経絡のバイパスです。陽のエネルギーを満たす事により、身体の本来の動きサイクルに戻してくれる作用があるのかと思います。
起立性調節障害は、年々増えており、コロナ渦で従来とは異なる不規則な生活スタイルからのストレスも要因があるようです。

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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