奇経診断が如実に示すヘルニア

66歳自営業男性、主訴は左肩・腕にかけての痛み、夜間痛、動作痛あり(頚椎症の診断あり)。既往歴は高血圧、直腸がん(4年前・人工肛門)、痛風。治療(座位のみ)。

奇経診断

右照海―左列缺の交差で脉締。
任脈と陰蟜脈の交差ということは明らかに頸椎ヘルニア病証である。

腎虚右左栄火穴使用(右然谷と左魚際を念入りに補った)
標治法は督脈と脊際(華佗穴)に対する気鍼①~③ お灸は無し
2回の治療で九割痛みが治まり三回で終了。
奇経診断で照海・列缺の証がでれば9割ヘルニア病証がある。
初出:2016/06/20
https://www.connectronkobe.com/archives/371

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