普通部(令和3年度第5回)を開催いたしました

数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問くださりありがとうございます。

毎月第1日曜は経絡治療の経験が4年未満の方を対象とした氣鍼医術臨床講座普通部です。

令和3年度第5回を開催いたしましたのでその報告をさせていただきます。

開催日:9月5日(日)

場所 :三浦ビルセミナールーム

講師 :中村泰山

氣鍼医術の治療の目的地は本治法です。子午も奇経も腹氣鍼診断®︎も単独で用いることはできますが、あくまで本治法までのプロセスのひとつです。各診断法、治療法の説明が前期でほとんど終わりましたので、これからはそれらをいかに組み合わせて活用するかの実践となります。

従来の経絡治療と氣鍼医術にはいくつか違いがあります。最大の違いは難経六十九難の解釈の違いです。

補法優先、陰主陽従という原則は同じですが、補法の場合は「まずその経を補い、そしてその母を補う」となります。

順番が変わると証も全く違うものとなります。

腰痛、咳、胸苦しさという症例で証の導き方が解説されました。

子午、奇経、そして確認のための腹氣鍼診断®︎から本知法の証が導き出されます。それぞれの特徴も今一度確認です。

午前中で座学をみっちりとやりましたので、午後はひたすら実践です。ペアになって子午から本治法の証を立てるまで、そして必要とあらば標治法です。

奇経診断

督脈処置

腹氣鍼診断®︎

こちらで紹介しきれなかった動画は氣鍼医術のYOU TUBEチャンネルにてご覧くださいませ。

https://www.youtube.com/channel/UC5qq-xAUGDFEdJyGoMq8DxQ

経絡治療未体験の方も、遠ざかってしまわれた方も、福島弘道先生の経絡治療の発展形である氣鍼医術、ぜひご体験ください。

鍼灸治療の可能性の大きさを感じていただけることでしょう。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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