38歳不妊治療中の女性の治療例

2月4日(木)に初診
全身むくみ、心包虚肺腎実証 
治療後尿意催し、 患者着のままトイレに直行
今までにない多量な尿が出た。
腎実証の特徴は, 臓器そのものに悪露がたまっていること。
明日、移植だという。

9日(火)来院

腹気診診断

脾虚腎肝実証

奇経診断

 
左公孫―左通里  
証が脾虚なのに外関―臨泣ではなく、公孫―通里で脉締を得たことが重要。
なぜなら衝脈は胞中に起こると古典で言っている通り、衝脈の主穴の公孫―通里というグループが脉締するということが補注、すなわち子宮をはじめ婦人科系に関係する症状が存在するという根拠となる。
今回の患者は5日前に移植を受けていることから、子宮に何らかの変動が起こっていると確信をもって診断できる。つまり着床したと思われる。妊娠成功であろう、6度目の正直だと思う。命門の脈状も明らかに胃の気が出ていたのだから。
病院での判定日は12日金曜日である。
※後日、妊娠が判明いたしました!!
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