パニック障害という病名がつくであろう症例

46才 主婦 2男子の母 160㎝ 45キロ

主訴

動悸・不安・めまい・頭痛・顔面硬直

経過

1ヶ月前に過呼吸発作で救急入院。電車に乗ることもできないし不安な言葉に反応してしまう。主婦業にも差し支え実家の母親に来てもらっている。

奇経診断

陥谷ー後谿

心包虚肺腎実証

奇経診断

合谷ー陥谷

腎虚心包虚証などを7回治療、8回目の朝から電車でこれたという。しかしまだ母親付き添いである。
12回目で奇経診断が後谿ー申脈交差になっていた。つまり証は「肝虚肺虚証」交差である。

平鍼を使用する奇経診断
督脈病証そのものに戻ったということは重要である。本来の病症、つまり始まりの体調に戻ってきた。治ってきたということである。
動悸・息切れ・目まい・不安・嘔吐感・朝起きれない・頭痛など病名は「起立性調節障害」「更年期障害」「自律神経失調症」などなどつけられるが、病院の薬では治らないでむしろ悪化する。
難経69難の本治法に加え「督脈処置」をしていくと必ずや治るのである。この患者さんもあと一歩である。

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