続)主訴にないものを見つけられるのはなぜか?

患者さんの主訴に騙されてはいけない、ということの例として、「今日はどうされました?」とお声かけをして、「主人の帰りが遅くて」と答えられることが笑い話ではない、ということです。

ここは体を治しにくるとこだ、と我に返って初めて、腰が痛くて、とお越しになった本来の目的にたどりつかれることとなります。

患者さんの家庭の悩みに耳を傾けてあげることも必要ですが、治すべき症状にいち早くたどり着くために欠かせない工程があります。

それが結髪・結帯動作の確認です。

https://kishinijutsu.com/2018/11/24/%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e5%ad%90%e5%8d%88%e9%8d%bc%e6%b3%95%e3%81%ae%e7%b0%a1%e5%8d%98%e8%87%aa%e4%b8%bb%e7%b7%b4/

結髪動作をして大腸経にひっかかりがあったとするなら、たとえそれが患者さんに自覚のないものであったとしても、大腸経に滞りがあるということです。

その滞りを除去することによって、全身の気血の巡りがよくなるのです。

逆に、それを放置しておけば気血の巡りが悪くなる、ということです。

痛みがないからといって動きの悪い箇所を「年のせいだから」「運動不足だから」と治せない理由にする必要はないのです。

たとえ「年のせい」という経年劣化が原因であったとしても、それによって引き起こされた症状を無くすことはいくらでもできるのです。

氣鍼医術は。

整形的な主訴で来られた患者さんの結石を見つける、ということもできるわけです。

結石をおろす術を学んでも、実践の機会がなかなかない、結石をおろそうと鍼灸院の門を叩く患者さんはそういない、と嘆かれる治療家の先生も少なからずですが、主訴以外のものを見つけることによって予期せぬ疾病から患者さんを守ることができたなら、それはものすごい信頼となることでしょう。

逆に、コロナかも?と不安になっている方を安心させてあげることもできます。

 

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