数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただきありがとうございます。
経絡治療の経験が4年以上の方を対象とした玄庵塾の令和2年第3回を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます。
開催日:2020/09/12
会場 :漢医堂三ノ宮分院
講師 :葛野玄庵
塾生である天満橋鍼灸整体院さまのブログ
「子どもは神の子」
https://ameblo.jp/tenmabashi-shinkyu/entry-12623452166.html
こちらの症例報告から始まりました。
痛い箇所が一発で治るというのは子午鍼法、本当に鍼を当てただけで治ってしまったそうです。取穴と押手がいかに正確であったかという証拠ですね♪
首の症状ということで、督脈病症の話になりましたが、頚椎を触るだけでは解消しない症状もあるとのこと。その場合は胸椎にアプローチすることが有効であるということから、相似象の解説となりました。
ますます治療精度があがっている氣鍼医術です。
モデル治療は右腕の痛みを訴えた塾生に。先だっての普通部では背中の標治法の詳説となりましたが、玄庵塾ではそれをさらに高度にした相似象となりました。
痛みのある右手をまったく触ることなく症状をとってしまう、それが督脈病症の特徴です(それは子午も本治もそうですけれど)。
塾生のリクエストにより腹氣鍼診断の取穴の徹底解説です。
腹氣鍼診断®は診断順が決まっています。スタートは鳩尾ですが、この場所を取り損ねてしまうと後が全部狂ってしまうので、剣状突起から鳩尾の取穴は非常に大切です。
どんなベテランでも、日々のルーチンで癖がついてしまい正しい取穴や押手から遠ざかってしまいます。熟練者ほど基本の確認が必要です。
最後までお読みくださりありがとうございます
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