速すぎてわからない💦

さ、彦摩呂の口調でみなさんご一緒に。

研修生デーはネタの宝石箱や!

ちょっとネタが枯渇しておりますので、久々の研修生デー、釣果を期待して臨みました!!

一瞬たりとも見逃すものか、と思っていたのですが、あまりに葛野先生の手が速すぎるのでちょっと目をそらした隙に、もう本治法は終わって陽経の処理となっていました。

左の陥谷、右の合谷に埃をとりさるような軽い瀉法が行われています。

みなさんご存知のように(知らんか)陽経の処理は奇経診断で用いた主従の2穴を用います。

が。

葛野先生はこの治療で奇経も子午もされていないのですよ。子午から始めて、えーっと次はなんだっけ、とチンタラ考えながらやっている身としては、なぜ陥谷ー合谷にたどりついたのがすぐにわからないのです(バカなの。

陥谷(胃)ー合谷(大腸)の奇経は、本治法の証は「心包虚腎虚」となります。

陽経は子午拮抗経絡に変換しますので 胃ー心包、大腸ー腎 です。

遅まきながら患者さんの症状を尋ねますと(最初からちゃんと聞いとけや)、右下の歯の痛みだったそうです。

ここは大腸経が司っている部位。

1:心包(右)補

2:肝(右)補

3:腎(左)補

4:肺(右)補

となりました。

患者さんの症状を聞いていなくても証がわかる、これが子午と奇経、本治の連動です(激違。

 

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