みなさんご存知のように(知らんか)腹氣鍼診断®︎は当会代表葛野玄庵が独自に編み出したものです。
診断6穴を用いて本治法の証に繋げます。
中脘(肺の見所)
下脘(脾の見所)
巨闕・膻中(心、心包の見所)
期門(肝の見所)
気海(腎の見所)
これらが診断6穴です。
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腹氣鍼診断に初めて触れた方が首をかしげられること、それは「なぜ中脘が肺の見所なのか」ということです。
中脘は胃の募穴だろ、なんで肺なんだよ、と疑問に思われる方が多いです。
中焦から太陰肺経がスタートし、そして中焦で厥陰肝経が終わります。
胃の気を得るために、中焦にある胃の募穴の中脘が肺経の始まりとして重要な役割を果たしているのです。
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中脘は肺の始まり、って類経のどっかに書いてあったなあ、と思いついた葛野代表が
中脘(肺の見所)
↓
肺の母は脾
↓
下脘(脾の見所)
↓
脾の母は心
↓
巨闕(心の見所)膻中(心包の見所)
↓
心の母は肝
↓
期門(肝の見所)
↓
肝の母は腎
↓
気海(腎の見所)
このように腹部の六穴によって難経六十九難に則った診断ができるということを発見したそうです。
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見所とは何か、そのツボの虚実を見ることによって、各経絡の虚実を診断できるということです。
虚実を見るためにはもちろん、脉締の有無が基準となります。
さて、腹氣鍼診断®︎と従来の腹診の違い、もうひとつあります。
続く