0.06ミリと0.09ミリの違いをコントロールできますか?

今日のテーマは鍼の刺入深度です。 まずはこちらを。

https://kishinijutsu.com/2020/09/30/%e9%8d%bc%e3%81%ae%e6%b7%b1%e3%81%95%e3%80%81%e3%81%a9%e3%81%86%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e6%b1%ba%e3%82%81%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99%e3%81%8b%ef%bc%9f/

鍼灸とは経絡の虚実を見極め、補瀉を行うこと。 経脈に直結する皮部・経穴・孫脉・絡脉それぞれの虚実に働きかけなくてはなりません。 どの深さに作用させるか、それこそが正確な補瀉を行うことでありましょう。 また瀉法の際は正邪を分かち、邪のみを抜き去る。その際にも手技の微妙正確さが求められます。

氣鍼医術の「氣鍼」とは、皮部・経穴・孫脉・絡脉に働きかけるものです。 深度により3つの段階に分けられます。

氣鍼① 約0.06ミリ〜0.09ミリの深さ(まぶたの厚さ)

氣鍼② 約0.1ミリ〜0.9ミリの深さ(手掌・足底の厚さ)

氣鍼③ 約1ミリ〜2ミリの深さ(真皮・足底の厚さ)

この0.06から2ミリまでの深さをコントロールしなくてはなりません。

それが適切な深さであるかどうかを測るのは脉締によってです。 脉締していれば、それは正しい深さであるということです。

そして、この細やかな手技を支えるのが押手です。

しっかりとした押手で保持されているからこそ、的確な鍼の深度が保たれるのです。

満月で、母指と示指の間に隙間のないもの(隙間があると氣が漏れてしまいます)。

ワインボトルトレーングもどうぞ♪

https://kishinijutsu.com/2020/10/06/%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ae%e6%8a%bc%e6%89%8b%e3%81%af%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%81%ae%e3%83%93%e3%83%b3%e3%82%92%e6%8e%b4%e3%82%81%e3%81%be%e3%81%99%e3%81%8b%ef%bc%9f/

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