数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただきありがとうございます。
経絡治療の経験が4年未満の方を対象とした氣鍼医術臨床講座普通部の令和3年第7回を開催致しましたのでその報告をさせていただきます。
開催日:2021/11/07
会場 :三浦ビルセミナールーム
講師 :中村泰山
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氣鍼医術の根幹とも言える「脉締(みゃくてい)」について改めて認識を深める&固める講義から始まりました。
従来の経絡治療と氣鍼医術を分かつ最大の要素です。脉締という明確な基準があるからこその再現性なのです。
六部定位との違い、押手圧の違いも大きいです。経絡治療の経験がある方ほど氣鍼医術の脉状診や強めの押手の感覚を獲得するのに苦労されます。
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座学はこれにて終了、あとはグループに別れてひたすら実習です。
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↑直接触れずに脉をみる空中検脉。これは複数で数珠繋ぎのように連携して行うこともできます。
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↑7人が繋がっています。
実習のテーマは、押手の左右圧や上下圧を変えることによって脉がどのように変化するかを確認すること、そして目指す脉締に至るように押手のコントロールがきちんと出来るようになることでした。
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押手のトレーニングについてはこちらをご参照ください。
あなたの押手はワインのビンを掴めますか?
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平鍼を貼付する奇経診断は押手に左右されません。それゆえに子午診断や腹氣鍼診断®︎と連動して矛盾のない結果であることが必要です。
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股関節の痛みを患部を触らず督脈処置にて治療です。
私も治療をしていただきましたが、押手をちょっと変えるだけでその場で痛みが軽減されるということを体験しました。
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思った治療結果とならなかった場合、取穴や選穴、選経を見直すよりも、押手を見直すことを優先した方が早いかもです。
押手と脉締の感覚は実際に体験していただかないとご理解いただけません。触れることによって経絡が実在しているということを感じていただけるでしょう。
小倉出張治療会のお知らせ
従来の経絡治療とは一線を画す氣鍼医術、九州・中国地方のみなさまこの機会にぜひご体験ください。