「免疫力」をあげるためにはどうすればいいか

みなさんご存知のように(知らんか)ホームレスというのは人を指すのではなくて、「ホームレス状態」というものなのです。
なので、Aさんはホームレスだ、ではなく、Aさんはホームレス状態にある、というのが正しいのです。
それと同じで(同じなのか?)免疫というのは名詞・物体ではなく、その字が示すとおり「疫」を免れている状態なのですね。
それが名詞のように扱われてしまったことが不幸の始まりです。
うっかり使っちゃいますよね、免疫力つけなきゃ、とか。ダメですよ、怒られますよ、標準医学クラスタの方々に。

では、「疫」を「免」れるためにはどうすればいいのか。
本来はまったく異なる東洋医学と西洋医学、同じ土俵で語ることにあまり意味はないのですが、患者さんは東洋医学とか西洋医学とか関係ありません。治す術を求めていらしゃるのです。
東洋医学の語彙をお持ちでない方にも伝わるように説明しないのはグータラです。頑張って説明します。
海を見たことがない人に海を説明するかのような作業、「脉締(みゃくてい)」とは何か、を説明すること。
みなさんご存知のように(知らんか)脉締とはその字のごとく「脉」が「締まった」状態です。
なぜ締める必要があるのか。
ホースで水撒きをする際、水を遠くにとばすためにホースの先をつまんで細くしたりしませんか?

つまんで潰す

こうすると水の勢いが増し、遠くまで飛ぶようになりますよね。
血流の勢いが増すと、その血液は全身をより力強く循環します(循環器的にいうとこんな感じ?
ゆえに、血管(脉)は太いより細いほうがいいのです。
気血が全身をめぐって体の隅々まで必要なものを届けるために、氣鍼医術の治療は脉締を目指すのです。

全身に必要なものが届けられることによって、「免疫力」は高まるのです。
参考ツイート:

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